?の「コミュニケーション&コミュニティーしたい」は、ネットユーザーであればすぐに理解できるでしょう。特に昨今のWeb2.0の盛り上がりは、一部のネットマニアだけでなく、多くの一般ユーザーがブログによる情報発信やSNSでの人脈構築にいそしんだ結果です。それまで誰もが内在させていたコミュニケーション&コミュニティーしたいという潜在的な欲求を、ネットと新しいアプリケーション(ブログやSNS)の組み合わせで簡単に実現できる時代になったわけです。上記のようなコミュニケーション&コミュニティーは、ネットの中に文化としてしっかりと定着しています。しかし、マスメディアとして発展してきた放送分野には、一部の例外を除いてそのような文化はありません。真の「融合」があるとするならば、これからの放送もこのようなネット的な文化に歩み寄る必要があると思っています。それでこそ、多様化したユーザーの要求に応えることができ、増加し続けるコンテンツに目を向けさせるための原動力になるからです。前項ではコンテンツの持ち出しによる可処分時間争奪対策に言及しました。しかし、視聴者の注意を奪い自分たちのコンテンツに接する時間を増やすための方法は、持ち出しだけではありません。インターネットのショッピングサイトではおなじみの、コミュニティーにおけるお薦め力を利用するのです。
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